8月の下旬に氷見へ行ってきました!

新型コロナ感染状況がなかなか収束しない状況で

今年はどこへ行くこともままならないですが

女房の母親の実家に用事があり、氷見へ行ってきました

 

氷見には、十二町潟水郷公園があります

この公園は、万葉時代、「布勢の水海( ふせのみずうみ)」という大きな湖が広がり、

万葉の歌人、大伴家持が越中の国守として現在の高岡市伏木に滞在していた当時、たびたび訪れて遊覧したと言われています。

その際詠んだ歌が多数残されており、歴史ロマンを秘めた地です。 その名残がここ十二町潟です。

 

潟の北側に整備された万葉植物園いこいの広場等と、

南側のオニバスの池及び、水生植物の池等を連絡する横断橋があります。

このデザインは、昭和40年頃まで、行われていた「アド」と呼ばれる漁法と

見張り小屋をイメージして造られたそうです。

十断橋二町潟横

 

ダイナミックな景観と美しい幾何学模様で公園のシンボルとなっています

ここは水郷公園なのでいろいろな自然資源がありますが、中でもこの公園の一番の目玉は何といっても『オニバス』です

『オニバス』は、池や水路でみられるスイレン科の一年草で、

絶滅のおそれがある植物の中でもっとも危険としている絶滅危惧1A類に指定され、国の天然記念物にもなっています

葉の成長が最も盛んな7~8月頃になると、とげのある丸い葉を広げるようになり、

浮葉の直径は2メートル近くになるものもあります

私が見に行った時には、残念ながらそれほど大きなものはありませんでしたが、

それでも1メートルぐらいになっており、紫色のかわいらしい花を咲かせまていました

種子はやがて水底に沈むそうで、

全てが翌年に発芽するとは限らず、数年から数十年休眠してから発芽することもあるそうです

 

実は、私の目的はもう一つあって、

公園の近くに越中氷見菓子の”山岸ちまき本舗”というお菓子屋さんが あります
こちらは、オニバスの華というパイ生地で作ったお菓子で全国菓子博覧会で茶道家元賞を受賞し、

有名になったお菓子店です。

どれも美味しいのですが、私のお勧めは、福々というフルーツいっぱいの大福です


良い景色に 美味しいお菓子、近くも捨てたものじゃない

 

アルプデザイン G