歯ブラシの衛生管理
今日6月4日は、日付の語呂合わせから「虫歯予防の日」、
そして、今日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。
今年度は「一生を 共に歩む 自分の歯」を標語に、
さまざまな取り組みが行われます
今日は、そんな歯の健康のために欠かせない
「歯ブラシの衛生管理」についてお伝えします
歯を磨いた後の歯ブラシには、
食べかすや歯垢、歯磨き粉などが付着していることがあり、
適切に管理しないと、細菌が繁殖して不潔な状態になってしまいます
歯ブラシの管理にあたっては、大きく3つのポイントがあります
つ目は、水道からの流水で汚れをしっかりと洗い流すことです。
特に毛の根元の汚れは落ちにくいので、指を使ってもみ洗いをしてください。
サッと洗ったり、コップの中で洗うだけではなかなか汚れが落ちません
つ目のポイントは、しっかり乾燥させることです。
歯ブラシを洗い終わったら、
タオルやキッチンペーパーなどで水気を拭き取ってください。
つ目のポイントは、風通しのよい場所で保管することです。
洗面台の収納棚の中やユニットバスなどは乾きづらいため、
水気が取れるまでは風通しのよい場所に置いておきましょう
歯ブラシをコップに立てておく場合は、
ブラシの先がコップから出るようにしてください
ブラシの先をコップの中に入れてしまうと、毛先が乾かずに雑菌が増えやすくなります
複数の歯ブラシを保管する場合は、
個別のコップに入れるか、スタンドなどに立てて離しておくようにしましょう
毛先が触れあう状態だと、
雑菌がほかの歯ブラシに付着してしまうことがあります。
ちなみに、
歯ブラシを持ち歩くときには、キャップを使うと衛生的ですが、
濡れたままの歯ブラシにキャップをすると、雑菌が増えてしまうことがあります
キャップは、歯ブラシをしっかり洗って乾かした後につけるようにしてください。
毎日きちんと歯磨きをしていても、歯ブラシを衛生的に管理できていないと、
歯に悪影響を与えることがあります
適切に管理して、きれいな歯ブラシでお口の健康を守っていきましょう
※この内容は2021年6月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
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