桃の節句
3月3日は「桃の節句」、「お雛祭りの日」です🙂
待ち遠しい春を迎えた気持ちにぴったりの行事です🌸🎎
人形を飾って女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」ですが、
由来は平安時代まで遡ります。
当時のひな祭りは「お清め」や「お祓い」の意味の風習でした🎭
人形は人の形に切っただけの「木」や「紙」。
これに息を吹きかけ、身体の悪い所と同じ場所を撫でます。
その後、海や川に🌊流すことで
自分の身代わりに「厄」を祓ってくれるという意味がありました🙏
この「流し雛」の風習や、中国の宮中の行事などが合わさって、
現在の「ひな祭り」の形になったそうです🎎
平安時代に女の子が遊ぶお人形を「ひいな」と読んでいたことが
「ひな」の語源になった、という説もあります🙂
「ひいな遊び」、という言葉が
「源氏物語」や「枕草子」にも登場しています📚
素朴な人形が一気に「華やか」になったのは江戸時代🎉
人形職人も現れ、武士や裕福な商人など、
「豪華な雛人形」を飾るようになりました✨🎎
「お嫁入り道具の一つ」として、女官や牛車(ぎっしゃ)、
道具類も付いて、ますます立派な「段飾り」も登場します👏✨
ひな人形は「流すもの」ではなく
「飾って眺めるもの」に変わって行きました🎎👏
「お内裏様」と「お雛様」を思い浮かべてください💨
現在では一般的に、
向かって「左」が「男雛」、「右」が「女雛」🎎
ただ京都を中心に関西では、この「逆」に飾るところがあると言われます。
実は日本では元々京都のように「女雛」が「左」になるのが正式とされて
いました🙂
何故並び方が変化したのでしょうか????
それは「昭和天皇の御即位」と関係がありました✨🙂
記念撮影で昭和天皇は、「西洋式」に、初めて「左側」に立たれました⬅️
これにならって、人形メーカーが「男性」が「左」、つまり「男雛」が「左」、
という形に変えたそうです😁
昔から「桃の花」は邪気を払ってくれる「神聖な花」🌸
ご家庭でも人形に桃の花を添えて、
大切な子供たちの成長を明るく華やかにお祝いしてください👏🎊
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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