なす
4月17日は「よ・い・な(す)」の語呂合わせで、「なすび記念日」
ということで、今日のお話は「茄子」です🍆
生育に適した温度が高めで、水分の多い野菜であることから、
夏野菜という印象が根強い「茄子」ですが、
「なす」は、全国トップの収穫量を誇る高知県や熊本県などの
温かい地域を中心に施設栽培されており、この時期でも流通し、
美味しくいただけます😊
そして、再来月頃から旬を迎える「なす」の方は、
作付面積の大きな北関東エリアを中心に露地栽培されたものです。
気候風土によって、形やサイズも異なる「茄子」を年中、
しっかり味わっていきたいものですね🍆
なにより、奈良時代には栽培され、「東大寺正倉院」に献上された
という記録もあり、お正月の初夢において、「一富士二鷹三茄子」と、
めでたさの象徴として登場する茄子のその魅力
について、栄養、健康面からも、おさらいしておきましょう😊
まずは、9割が水でできている「茄子」には、
体を冷やす作用が備わっています。
また、皮の色素となる「ナスニン」は、ポリフェノールの一種。
強力な抗酸化作用を発揮することで、生活習慣病の予防や、
眼精疲労の回復など、様々なメリットを促してくれるそう👍
さらに、輪切りにした際に切り口を茶色くする「クロロゲン酸」も、
ポリフェノールの一種として、老化やがんの予防、血圧や血糖値を正常化
に向け、力を貸してくれるのだそうです✨
美味しくいただくには、低温や乾燥を避け、新鮮なものを早めに…
がベストですが、スライスし、天日干しして保存し、
水で戻していただく、という方法もあるそう😋
なお、基本的に「低カロリー」なため、
積極的にいただきたいところですが、
食べ過ぎると体が冷え過ぎて💦しまったり、
油を多く使う調理を行った場合、
その油をどんどん吸収してしまうため、
カロリーが跳ね上がるといったリスクもあります。
天ぷらでは生の9倍以上…との情報も目にしますので、
その「いただき方」については、食事全体のバランス✨
趣向も見ながら、うまく使い分けていきましょう😋
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・FBCラジオで放送中!
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米粉
4月4日は「米粉の日」だそうです🍙🍚🍛
米粉の製造が盛んな新潟県を拠点に、その用途や需要の拡大を
目指す団体「新潟米粉研究会」によって制定された記念日で、
「米」という漢字を分解すると「八十八」、「米」の子どもに当たる米粉は、
その半分との理屈で「四十四」の並びとなったのだとか。
今日は、この記念日にちなんで「米粉」の魅力について、
健康面でのメリット、活用法をおさらいしていきたいと思います✨
私たちがよく知り、口にする「米粉」には、うるち米を原料とした
粒子粗めの「上新粉」や、もち米を原料とする「もち粉」や「白玉粉」、
「道明寺粉」などがありますが、他にもお米の種類に応じ、様々な種類があるそうです😁
麦を原料とする小麦粉との最大の違いは、パンやケーキ、麺などを作る際に、
生地の粘りや弾力を生み出すたんぱく質の一種、「グルテン」が含まれていないことです🚩
とはいえ、国内では古くから和菓子🍡などにも使われていますし、
食感については遜色なく、抜群とも言えます😊
さらに製粉技術の進化でより目の細かい米粉が作られるようになり、
小麦粉と単純に置き換わる粉末としての存在感や役割も示す現在においては、
パンやケーキなど、洋食、洋菓子づくりにも積極的に用いられ、
アレルギーを持つ人をはじめ、多様化する人の好みにも応じています😁
また、「グルテンフリー」や食感だけでなく、お米ならではの高く、
バランスによい栄養価を、気軽に得られるのも、「米粉」の強み👍
なんでも、たんぱく質の質を示す、アミノ酸スコアにおいては、
小麦の約1.5倍の数字を出しているそうですよ🙌
消化も良く、油の吸収率も低いので、揚げ物に衣にも最適🙌
とも言われますし、パン生地などを作る際は油分自体が少ないので粉をふったり、
グルテンの力を借りるためのこね時間も必要ないため、手間や時間を短縮できる
というメリットもあるのだとか😁
このように、万能な「米粉」を使ったレシピは、
たくさん世の中に出回っており、その可能性は無限大です👍
米粉の性質自体を深掘りし、「美味しい」暮らしの幅も、
広げてみてはいかがでしょうか😄
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春の眠気
3月18日は「春の睡眠の日」です🌸
「世界睡眠医学協会」が3月の第3金曜日と定めている、
「世界睡眠デー」に合わせて制定された記念日だそうです👀
そして、3月11日から25日の2週間は、春の「睡眠健康週間」とのこと!!
睡眠に関する正しい知識の普及と啓発を目的として、
「睡眠健康推進機構」と「日本睡眠学会」の協力によって、
2011年に制定されました🚩
さて、春が訪れる時期だからこそ、起きている時間も眠気に襲わ
れがちです。
この状態は、ぽかぽかとした時間が心地よいことから、
「陽気のせい」で済ませがちですが、日常生活にも支障を来たす
「眠気」の原因そのものを見てみますと、実際は「自律神経の乱れ」
によるものだそうで、あまり歓迎できるものではありません💦😥
季節の変わり目による寒暖差が、体を休めるための「副交感神経」
と体を活発に動かすための「交感神経」に乱れを生じさせ、
本来は眠くない時間も眠くなるとのことです👀💦
この番組でも、「睡眠の質を上げましょう!」といった話は
度々していますが、「春眠暁を覚えず」とも言われる
この時期ほど、早寝早起きをより心がけ、強制的に自律神経
のバランスを整えることが大事です👍
しっかり睡眠を取り、目が覚めたらまずはしっかり太陽を浴びて、
睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌を抑えこんで、
日中を活動的に過ごした後、朝日を浴びてから14時間後に
分泌が始まるという、「メラトニン」の力を借りて、しっかり眠る…💤
このサイクルを守るための、スケジュールをしっかり確保しましょう👍😀
また、その眠気には、慢性的な睡眠不足も背景となっている
場合があるそうです。
日本人の睡眠時間は世界的に見ても少なく、
1日の平均睡眠時間が6時間未満の人は、男女ともに40%と
されているからです😥
肥満や高血圧、心疾患にも繋がりやすく、死亡率にも関わって
きますので、厚生労働省が「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
にまとめた、成人は6時間以上、小学生は9時間から12時間、
中高生は8時間から10時間を目安とする睡眠時間を軸に、
アクティブな日中の時間を作っていきましょう😁
※この内容は2024年3月に放送されたものです。
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パーソナリティー 秋本 和美
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指定野菜(ブロッコリー)
今日は、2026年度から「ブロッコリー」が仲間入りすることで
話題となった「指定野菜」をテーマに、お話しします👀✨
国ではかねてより、「国民の生活にとって極めて重要な野菜」
というものを定義し、キャベツ、ほうれん草、レタス、ネギ、玉ねぎ、
白菜、きゅうり、トマト、なす、ピーマン、大根、ニンジン、
サトイモ、じゃがいも…といった特に
消費量の多い計14品目を「指定野菜」に指定していました👍
「ブロッコリー」は15品目目🚩
14品目目の「じゃがいも」が「指定野菜」となったのが
1974年ですので、今回の「ブロッコリー」の指定は、
実に半世紀ぶりの快挙です👀😍
指定に至った理由については、ここ10年の「ブロッコリー」
の出荷量が約3割も増える↑など、存在感が示されたことで
重要性という要件が満たされたようですね😀
現在、全国各地に873カ所あるという「指定産地」
でそれぞれの「指定野菜」に携わる生産者らは、
法律によって守られることで、事業を安定させながら、
「指定野菜」を安定的に供給するという役割を、
果たすことができるそう👍✨
例えば、天候の影響を受けやすい野菜は、出荷時の価格も
変動しがちなのですが、もし、市場の平均価格が基準額を
下回った場合は、生産者ごとの生産量の割合に応じて、
差額分の収入を補填する、補助金の支給などサポートが
受けられるのだそうです😁
なお、「指定野菜」を栽培する「指定産地」の生産者となる
には、指定の団体に加入しているか、一定以上の作付面積を
確保しているか、などの要件もあるそうです👀
とにかく2026年春以降はブロッコリー需要が高まり、
消費する人は増えているのに、生産者だけが疲弊するというリスク
が減るということですので、長い目で見ると安心ですよね😊
ちなみに現在、ブロッコリーは、「指定野菜」の次に重要性
があるとされる「特定野菜」に指定されています。
果実なども含む35品目の中の一つとして、価格が「大幅」
に落ち込んだ際に、補給金の支給があるとのことです😀✨
※この内容は2024年3月に放送されたものです。
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