マンゴー
今日は国産モノが旬の時期の「マンゴー」についてお話をしていきます
まずは、栄養分から見ておきましょう
まず、「ビタミン」においては、「C」と「E」ですね
共に抗酸化作用が備わっており、
風邪や病気への抵抗力、シミやシワなど老化に対する抑止力、
が期待できるため、健康、美容の両方に心強い栄養素です
また、「ビタミン12」と一緒に赤血球の生産をサポートし、
貧血によるめまいや立ち眩みを防いでくれる「葉酸」も含まれています
加熱に弱いこの成分を食べ物から摂る場合、
マンゴーなど生でいただける果実からいただくのが理想的ですね
そして、最終的には「ビタミンA」に変換される「βカロテン」も含まれています。
こちらからは視力の低下を防ぐ働きの他、抗酸化作用による
メリットも期待できるそうです
ただ、「糖質」が多いですし、「ウルシ科」に属するマンゴーには、
特有のアレルギーもあるそうで、安易に「積極的に食べましょう」
とは言い切れない部分があります
マンゴーの「選び方」と「保存法」について、触れておきます
「マンゴー」は熟せば熟するほど甘くなる果実ですので、
すぐにいただく場合は、香りがよく、指先で弾力を感じる
程度のやわらかめのものを選びましょう
すぐにでなければ、固めのモノ、皮に白い粉がついているものを選び、
湿度の高い室内や、日の当たる場所を避け、新聞紙などに包み
ビニールやポリ袋に入れ、涼しげな常温で保存しましょう。
そして、ある程度熟したところで、紙に包み、
ビニールやポリ袋に入れた状態で冷蔵庫の野菜室へ移動させ、
ひんやりといただきたい場合は、2時間ほど前に冷蔵庫に
移動するとよいそうです
また、「マンゴー」は、凍ったまま、半解凍の状態でもシャーベット感覚でいただけます
長期保存も兼ねられますので、夏にはおススメですね
※この内容は2023年7月に放送されたものです。
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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あなご
7月5日は「あなごの日」です
水産加工品の卸売会社「ハンワフーズ」によって制定された記念日で
「な」「ご」のごろ合わせにちなんでいるとのこと
7月末には、「土用の丑の日」も控えていますが、
「あなご」という食材には、「うなぎ」との共通項も多い…
とのことで、今日は健康・栄養の視点を軸に
「あなご」について、取り上げていきたいと思います
まず、「うなぎ」と「あなご」の違いについてです。
生態として属しているのは、「うなぎ」が「ウナギ目ウナギ科ウナギ属」で、
「あなご」が「ウナギ目アナゴ科黒アナゴ属」遠い親戚ほどの位置づけですが、
「あなご」は海で生涯を過ごす「海水魚」で「うろこ」無し!
「うなぎ」は産卵と孵化以外の時期以外を河川や湖沼で過ごす「降河回遊魚」
で「うろこ」有りとなっています
そして、食材としては、「あなご」はさっぱり気味
「うなぎ」はこってり気味という違いがあります
「うなぎ」がこってりする理由は「脂質」の多さで、
「あなご」の約2倍、カロリーも1.5倍以上と高めです
スタミナに関わる「ビタミン」も多めで、
値段相応の高級食材であることにも納得できます
「ビタミンA」「ビタミンB1」「ビタミンB2」、「ビタミンD」「ビタミンE」においては、
いずれも約3倍以上と言う高い含有量を誇っているようです
ただ、ここから、「あなご」自体に栄養が足りない、というのは早合点かもしれません
他の魚介類と比較すれば、十分「ビタミン」豊富な食材ですし、
ミネラルのうち「ナトリウム」とその「ナトリウム」の排出を促す「カリウム」の含有量
については「うなぎ」を上回っているとのことで、塩分過多のリスク軽減も期待できます
そして、「たんぱく質」や、「必須脂肪酸」が含まれる含有量についても、遜色はないようです
成人の血管や血液の健康をサポートする「EPA」の量は同等で、
成長期の脳や神経の発達に有効とされる「DHA」の量は、「うなぎ」の約半分備えています
「リーズナブルで健康的」な選択肢として、
本格的な夏の前のスタミナ源として見てはいかがでしょうか
※この内容は2023年7月に放送されたものです。
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熱中症
6月11日は「傘の日」でした
「傘の日」は、6月11日が雑節の一つ「入梅」になることが多いということで、
「日本洋傘振興協議」によって1989年に制定された日です。
北陸の梅雨シーズンにおいて、傘はマストアイテムですね
この頃は、気温も変化しがちな時期ではあるのですが、
気圧の変化も激しいタイミングは、晴れた日はより蒸し暑く
雨が降ればより冷えこむといった、不安定ぶりから体調も崩れがちです
そこから心配されるリスクの一つに、「熱中症」も含まれるわけですが
「喉が渇きやすい真夏日のみ」と捉えられがちな「熱中症」については、
高温多湿な日々に、体が馴染めていないほど、注意が必要なのだそうです
というのも、本来、私たちの体自体は、常に汗をかくことで体の中の熱を放出し、
体温を一定に保とうとしてくれます
汗をかきすぎると、水分や塩分が不足しやすくなるので、
補給を怠ることで脱水状態となって、「めまい」などの症状が起こってしまう。
そして「熱中症」の初期症状に繋がるというのが一連の流れです
例え気温が高いにしても、湿度の高ければ、脱水症状にはなりにくいのではないか、
対策にはまだ早い、と思いがちなのですが…ここが、落とし穴です
気温が極端に高くない日、湿度が高い室内では、体に溜まった余計な熱
を逃がすことが難しくなることで、「熱中症」に繋がってしまうのだとか
どんな状況においても「熱中症予防」を心がけておくとよいでしょう
喉が渇く前のこまめな水分補給補給した水分を汗として放出する手段として
お風呂時間は湯船にじっくり浸かることを常に意識しましょう
また、空気環境を整えるには、エアコンや扇風機、
そのほかの専用機器にも頼るのも、大事です
節電の風潮や、電気料金高騰などの事情もありますが、
こういった工夫を制限してしまった場合、
熱中症のリスクを高めてしまいますので、
暑い夏への下準備に投資する気持ちで、
しっかり、健康的な体を維持していきましょう
※この内容は2023年6月に放送されたものです。
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蒸し料理
6月4日は「蒸し料理の日」
「蒸し料理」のつけダレとしてもお馴染みの「ぽん酢」の製造・販売を手掛ける
「株式会社Mizkan」が制定したという記念日で、日付については
「む・し」の語呂合わせにちなんでいるのだそうです
蒸し器やせいろを用い、蒸気を使って加熱調理する「蒸し料理」は
揚げ物や炒め物と違い、余分な油、脂質を取らずに済んで低カロリー
そして食べやすくなった素材の栄養をもれなくたくさん、
しっかり摂れることができる、といった特色で、ヘルシー志向、ダイエット
を考える方にとってはメリット満載の調理法のひとつです
また、油を使わずに加熱する、と言う意味では、「茹でる」「煮る」といった、
調理法と変わらないようにも思われがちなのですが、
液体に浸さない「蒸した」料理には、水溶性の栄養成分が特に溶け出しにくい
という特徴、強味があるそうで、
熱に弱いとされる「ビタミンC」においては、
茹でた場合は2割ほどの減少がある一方、「蒸し料理」では、ほぼ変化がないそうです
そして、目に見える、その場で実感できるメリットも重要ですのです
まず、「蒸したて」であれば、食材の中に水分もしっかり保たれ、
その形状や彩りを、ホクホクとした食感と共に楽しむことができますよね
生の野菜と違って体を冷やすこともありませんし、
「蒸す」ことで加わった柔らかさも手伝い、量もより多く取ることができますし
かぼちゃやさつまいも、栗などは甘みまで増してくれます
また、器のまま食卓に出せば、お手軽でオシャレ、しみ出した蒸し汁もいただけますから、
様々な角度で、「蒸し料理」ならではの恩恵に預かれることでしょう
また、魚については、臭みのない白身魚なら、
しっとりと、ふっくらと仕上がって「蒸し料理」向きなのですが、
野菜も含めて、苦みや渋み、臭みのある食材は
あく抜きも兼ねる「茹で料理」がおススメです
素材の栄養を丸ごととれる蒸し料理
ポン酢やゴマダレ、ドレッシングなどでいろいろ楽しんでみてください
※この内容は2023年6月に放送されたものです。
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