のどの痛みについて
今寒い時期は特にケアを心がけたい、「のど」をテーマにお話していきます
「予防」について
まずのどを痛める原因を作らない、
「先回り」の生活習慣をつけることが大切です
例えば、普段から大声で話したり、歌ったりする場面が多い人であっても、
「やりすぎない」ことを心掛けることはもちろん、
普段からマスクをしたり、水分をこまめに取ったり、
身の回りの掃除を定期的に行うことで、リスクを減らすことはできます。
飲酒や喫煙なども、
直接のどの炎症を引き起こす原因となり、体にも悪影響を及ぼす場合もあるので、
節度を守って、心地よくたしなむ意識を持ちましょう
そして、こまめにうがいを行うことです。
外からキャッチしたウィルスやほこりといった異物を洗い流すことで
のどの炎症はもちろん、その先にある、様々な弊害を予防することができます
水でもよいですが、お茶やうがい薬だとより有効です
口の中をくちゅくちゅと動かして水を巡らせ、
発声でのどを開き、含んだ水が温かくなったところで吐き出します。
これを数回繰り返しましょう。
室内では加湿器などを活用することで、
のどの乾燥をより効果的に防げますので、こまめな水分補給と併せて、意識しましょう。
そして、免疫力を下げない食事を意識することも大事です
栄養バランスと適度な運動、十分な睡眠は、
のどだけじゃなく、体全体の健康にも繋がります。
また睡眠時に特に影響のある「口呼吸」の改善もカギになります
口が開きがちだと唾液が蒸発しやすくなり、乾燥、そして繊毛の機能の低下に繋がります。
ただし、これは意識的に改善することは難しいので、
朝起きたら常に喉がカラカラだな、と実感のある方は、耳鼻咽喉科への受診をお勧めします
のどの痛みは、ただの不快感から病気に繋がるかもしれない、
負の連鎖を未然に知らせる黄信号です。冬支度の一環としてしっかり備えましょう
※この内容は2021年11月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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