ネット依存

ネット依存は、インターネットに没頭しすぎて,

コンピュータやスマートフォンが使えないとイライラしたり、

実際の生活の人間関係をわずらわしく感じたりして、

心身が疲弊しているにもかかわらず、

インターネットに頼ってしまう状態のことを指します

 

インターネットの普及に伴って、

ネット依存は世界的に広がっていますが日本も例外ではありません

当初は若い世代の問題と思われていましたが、

最近は30代から40代の

働き盛りの世代の依存も増えてきているといわれています

 

依存傾向が強い人は、

オンラインゲームSNSなどのコミュニケーションに利用する人が多く、

一度始めるとなかなかやめられません

 

ネット依存は、身体的、精神的だけでなく、

社会的にもさまざまな問題を引き起こします

 

健康に関する問題としては、

長時間ディスプレーを見続けることによる視力の低下

頭痛、めまい、吐き気、肩凝り、腱鞘炎、腰痛などが起こります。

 

長い時間ネットを続けることで、睡眠時間が短くなるばかりでなく、

眠ろうとしてもなかなか寝付けなくなったり、朝起きられなくなったり、

睡眠不足で昼間にうとうとしたりといった睡眠障害も見られます。

 

また、食事をきちんと取らなかったり、

偏った食事を続たりすることによって、

低栄養状態になったり、骨粗鬆症になったりもします

さらに、運動不足になることで、運動能力や筋力が低下したり、

血液が固まりやすくなって血液中に血栓ができることもあるそうです

 

このようなネット依存を予防、改善するためには、

インターネットを使わない時間を作ることが大切です

1日の中で

「この時間はスマートフォンやパソコンに一切触れない」と決めて、

外出するときも持ち歩かないようにします

その時間を徐々に長くすることで、

インターネットに頼らなくても生活できるようにしていきましょう

 

また、インターネットの世界よりも

実際の世界を充実させるようにすることも大切です

面倒くさがらず、

目の前の人とのコミュニケーションをきちんと取るよう心がけましょう

 

 

 ※この内容は2019年2月に放送されたものです

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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
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