梅雨のカビ、ダニ対策
高温多湿な梅雨の時期は、カビやダニが発生しやすくなります
カビは、温度が20度から30度、湿度が75%以上の環境を好み、
食べこぼしやホコリなどの栄養分があるところに発生します
そして、家具や壁などを傷めたり、
不快な臭いを発したりするだけでなく、
ダニのエサになりダニを増殖させます
また、
気管支喘息やアレルギー性鼻炎、
アトピー性皮膚炎、じんましんなどのアレルギー性疾患、
水虫や真菌性肺炎などの感染症を引き起こす原因にもなります
ダニは、温度が25度から30度、湿度が60%~80%の環境を好み、
じゅうたんやソファ、畳、布団などの狭い場所で、
食べこぼしやホコリ、人のアカ、カビなどがあるところに発生します。
そして、アレルギーの元となり、
鼻炎や喘息、皮膚炎などを引き起こす原因になります。
カビやダニから住まいや健康を守るためには、
どうしたらいいのでしょうか
まず、
カビやダニの温床になりやすいカーペットや畳は、
こまめに掃除機をかけ、
晴れた日には天日干しをしましょう
畳の上にカーペットを敷くと、
湿気がたまってカビやダニが増えやすくなりますので、
あまりおすすめできません
棚やソファなどの家具は、壁から5センチほど離して置きましょう
家具と壁の間が狭いと、家具の裏側に湿気がこもりやすくなり、
壁や家具を傷めてしまいます
押し入れやクローゼットは、
ふすまや扉を少し開けて風を通すようにしましょう
使ったばかりの布団や脱いだばかりの服は、湿気を含んでいるため、
そのまましまうとカビが発生する原因になります。
しばらく時間を置いて湿気を飛ばしたあと、しまうようにしてください
窓は結露によってカビが増えやすくなりますので、
水滴がついたらすぐにふき取るようにしましょう
水分を吸収するシートを貼ったり、
扇風機で風を当てて水分を飛ばしたりするのも効果的です
キッチンは、温かく湿っているうえ、
食べ物のカスや油はねなどカビが好むものがたくさんあります。
調理中やお湯を沸かしているときは
換気扇を回し、蛇口まわりや排水溝はしっかり拭いて、水分が残らないようにしましょう
※この内容は2019年6月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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