冬の感染症

 

さて今週末にはクリスマス週が明ければ年末、年越しです

シーズン真っ盛り…ということで、

「冬の感染症」ついてお話しします

 

気温が低くなり、空気が乾燥する冬場は、

「風邪」「インフルエンザ」にかかりがち。

特にインフルエンザのピークは、これからと言われています

 

なぜ空気が乾燥していると「風邪」や「インフルエンザ」にかかりやすいのかと言うと、

風邪やインフルエンザの原因となるウィルスそのものが水分を含んでいるためです。

 

湿度が高い場合は、

ウィルス自体が空気中の水分を取り込んで重くなるため、空気中を漂えなくなります。

反対に、空気が乾燥している環境なら、

ウィルスに含んでいる水分も蒸発するので、長時間、空気中を漂えることになります。

 

加えて、冬場は体温が下がりやすく人の抵抗力も弱まるので

浮遊したままのウィルスが口や鼻から侵入すると

より簡単に感染してしまうそうです

 

また子どもやお年寄りはもともと抵抗力が弱いので

さらに感染する確率は高くなります

 

ですから外出時はマスクを着用し、帰宅後は手洗い消毒などを心掛けることが大事ですが、

これは、新型コロナウィルスへの感染対策で

既に皆さんの習慣となっていますね。より油断せずに、心がけたいですね

 

室内、自宅での感染対策も忘れてはいけません

冬場の室内は暖房器具を使用していると、外よりも湿度を下げてしまいます。

加湿器などを活用し、小まめに湿度をチェックしながら

50%から60%の湿度を保つことが必要です。

 

ただ、ところどころに加湿器を設置するのは難しかったり、

「もう少しエコに」という場合は、

洗濯物など濡れたものを部屋干しするなど、工夫をしてみるのもいいでしょう

またストーブの上にやかんを置いておくのも効果的です

 

今はデスク上で使えるような電気を使わない小型の加湿器も多く出ていますので、

感染リスク対策を兼ねた、ストレスのない環境づくり、

楽しんでみてはいかがでしょうか

 

※この内容は2021年12月に放送されたものです

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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
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