嚙むことを意識する
食事の時に、「良く噛む」事を意識していらっしゃるでしょうか?😊
美味しくて早く食べてしまうのは、ある意味、健康な証拠ですが、
「噛む事」と健康への繋がりを考えてみます✨
ある歯科大学の教授などが行った研究結果があります。
古代から現代までの「食事」を再現して、
それを学生に実際に食べてもらい、
食べ終わるまでに、どれくらい噛んだか、
つまり「咀嚼回数」を調べたものです👩🎓
その結果、弥生時代の食事は「3990回」!!
これだけ噛まないと飲み込めなかったようです😮
アゴが心配になるような、ものすごい回数です。
長い年月の間には食品の加工技術なども進化↗️しており
咀嚼回数は減り続けて、
鎌倉時代は、「2654回」
昭和10年代には更に1000回以上減って、「1420回」
昭和50年には「620回」まで減少↘️していました。
また最近の学校給食についても調べてあります🏫
ひと口食べて、噛むのは2回から3回🍚
食べ終わるまでに、300回から400回しか噛んでいない児童が、
全体の3分の1を占める結果でした😮
改めて「噛む」と言う事を調べてみると、
とても重要で、良く噛めば、噛むほどいい事が沢山ありました😊
まず「唾液」が増えます😊
唾液は歯に残る食べカスを減らしてくれます👏
唾液に含まれる「抗菌物質」も増えるので、
「虫歯や歯周病の予防」につながります😁
また唾液の中には「消化酵素、アミラーゼ」も含まれています。
これで胃や腸での消化、吸収がよりスムーズになります✨
消化のストレスが減る事によって、腸のぜんどう運動も助けられて、
便秘や栄養の吸収が改善されます。良い事の連鎖です😀
普段の噛む回数より、「10回だけでも増やしてみる」、
「全部飲み込んでから次の食べ物を入れる」
食事中にそんな意識をするだけでも効果があるそうです😊
干した果物、根菜類。良く噛む素材🍎🍊を、
食事やおやつにも積極的に取り入れてみて下さい。
噛む時に心がけるのは、左右均等に、リズム良く✨
そうしてみると、
自分が意外と片方でしか噛んでいなかった、
というクセにも気付きます😁
「良く噛んで、しっかり味わう」。
思い立ったら、すぐにでも出来る健康習慣✨
是非試してみて下さい😁
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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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