成人式の振袖
娘が来年、成人式を迎えます
妻が娘のために『世界でひとつだけ』の
加賀友禅の振り袖を用意しました
妻は加賀友禅作家の先生の元で
先生の作品に彩色する仕事を30年近くしています
自らデザインする事は今まで一度もなかったのですが、
娘のためにと初挑戦し、
3ヶ月かけて仕上げました
基調となるミント系の色は娘の希望を汲み、
加賀友禅ではあまり見かけない色合いで
斬新との評価らしいです
柄には花と鞠を配しています。
鞠は私の実家に飾られていた
手作りの手鞠をそのまま表現したそうです
手鞠は私が小学生の時に亡くなった祖母が
病床で作ったもので
ひ孫にあたる私の娘を見ることはありませんでしたが、
祖母の面影を娘の晴れ姿に入れてくれた妻に感謝です
登録すれば、売り物として同じ柄で作ることも出来るのですが、
妻は娘の一点物としたいらしく、
販売登録する気はないようです
管理部 M